勿論、技術的に不可能な事などまだまだあります。
設備だってそれらの活動で使用出来る場所よりも劣っていると思います。 けれど、設備だけが充実していて既に形骸化しているギャラリーやライブハウスやカフェなどを僕達は多く知っています。
それらの場所では世界をひっくり返す様な事が出来ないんじゃないかという危機感を感じてFactory Kyotoを立ち上げました。
オルタナティブスペースと言っても、既に現代では本来の意味でのオルタナティブという言葉は死んでしまっています。 けれど、僕達はそういうオルタナティブという言葉を復権したいのです。
この何でも出来る所謂「フリー」スペースという場所が巷にいっぱいある事も知っていますが 「フリー」なんてそんじゃそこらに転がってるのだろうか？
自由って言葉も使い古され、死んでいるんです。
「フリー」というのは自分達で勝ち取らねばならない。
そこを忘れているから、そこが内省的になって行っているから、 芸術だとか文化だとかが持ってた悪魔的な魅力と魔力が無くなってきたのではないか
それら芸術や表現や文化が持っていたカウンターやフリーやオルタナティブ言葉としては何だって良いのだけれど それを是非この場所と人達との交流で問うてみたいと考えています。
是非一度訪ねて来てみて下さい。